2025/05/25

英雄傳スペシャルWeek③

5月23日(金)kino cinéma新宿他で公開!
アクションエンターテイメント超大作、映画「英雄傳」



 

「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」シリーズなど、日本が世界に誇るアクションを数多く手掛けてきた巨匠・坂本浩一監督のもと、
主演の浅井星光(アットプロダクション)をはじめとする各武道の達人たちがスクリーンに集結!
悪の組織に脅かされた街と、そこに生きる人々の笑顔、そして子供たちの未来を守るため、
CGやワイヤーに頼らないリアルな技が炸裂する――まさに魂を揺さぶる本格アクション映画です。

 

ここテアトルアカデミー公式columnでは、映画「英雄傳」の公開を記念し、
特別企画「英雄傳スペシャルWeek」が公開中!!

 

7日間、本作の出演キャストがリレー形式で登場。
撮影現場でのエピソードや作品に込めた熱い想い、そしてここでしか読めない貴重なお話などを語ってくださいます。
毎日の更新をどうぞお見逃しなく!

 

 

そして、映画「英雄傳」で繰り広げられる英雄たちの熱き戦いを、ぜひ劇場でその目撃してください!

 

映画「英雄傳」公式サイト https://eiyuden-movie.jp/

 

 

本日登場するのは…佐々木 凱です!

 

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はじめまして。佐々木凱(ささき かい)と申します。

この度は映画「英雄傳」にヒーローショーのバイトの男として出演しております。

 

元より特撮ヒーローに強い関心があり、それがきっかけで役者を志した身として、今回の作品で役をいただけたことはとてつもなく大きな経験となりました。

 

映画の見どころとしては、ずばり「アクション」。ココを挙げずにはいられません。

坂本監督が手がける作品では圧巻のアクションシーンが一つの特色とも言えますが、今回はその中でも一際迫真。その魅力はやはり、達人の方々による極められた武術にあると感じています。

 

今回の作品では告知などでも謳われているように、鞭拳空手やシステマ、合気道、忍道、カポエイラなど多くの武術が登場、活躍します。

私自身、実のところ武術には疎いクチなのですが、いざ作品を観たときにはそれぞれの特徴的な技のぶつかり合いに、まさしく手に汗を握っておりました。

力技の合間を縫い、射抜くように仕留める一撃や異なる流派の足技同士の激突。

ほんの一例ですが、まさしく武術家たちが集まった「英雄傳」だからこその魅力です。

 

 

私としては星光さん演じる「光」のキャラクターがツボでして、鞭拳を駆使するカッコいい姿、母親としての葛藤とコミカルな場面でのギャップにハマっております。

 

そして、私もバイトの男として短い時間の中ではありますが登場しておりました。

今回は「バイトのスーツアクター」として、ヒーローショーのシーンとその後の控え室の撮影に参加いたしました。

映画冒頭のヘッポコなテアトルーガーが私です!

 

幼い頃から今なおヒーローを目指す身として、スーツまで着させていただいた貴重な時間。

しかし、いざスーツを着てみると暑い!見えない?!で想像以上に周囲の把握も難しく、舞台袖から登場する場面でも緊張感が凄まじかったのを覚えています。

 

今回の設定は「やる気のないスーツアクター」ということで、ショーのセリフは間違えるわ段取りを忘れるわ、挙げ句、高岩さん扮する怪人に不意打ちの蹴りを入れるわと、どこまでも締まらない男になるよう演じました。

 

撮影直後の帰り道「あそこはもうちょい動けば…」「もっとハデにリアクションできたよな…」など胃がキリキリするくらい猛省した部分もありましたが、試写会で見た際にはとにかくヘッポコで怪人とドタバタな動きになっており、役回りとしてはどうにか果たせたのでは…?と思っています。

 

ちなみに、テアトルーガーの名乗りのシーンは撮影まで毎晩練習し、きちんとキレっキレな名乗りも出来るよう仕上げてました!
披露する機会はありませんでしたが…

 

 

小話にはなりますが、ライダー作品の大ファンである自分にとって坂本監督が手がけた作品で高岩さんをはじめ、たくさんの方と芝居をさせていただけたことは貴重な時間であると同時にものすごく嬉しい出来事でもあり、子どもの頃の自分に教えたいくらい印象的です。

 

高岩さんとご一緒させていただいたシーンでは、テストの時扉越しに高岩さんが「お前の罪を数えろー!」と叫んでいて、思わず「今さら数え切れるか!!」と返したくなっておりました(とあるライダー映画のセリフです)。

 

 

改めて、今回の作品で経験したことは今の自分にとってとても大きなモノとなっています。

あの日感じた緊張や反省を他の現場でも活かし、とにかく自分の武器にできるよう挑戦の繰り返し。

そして嬉しかった思いは単なる思い出ではなく、「次」を勝ち取るための気合いとして何事も諦めず邁進してまいります。

 

「ぜったいヒーローになる」

 

これは今でも変わらぬ目標です!!

 

 

というところで、長々と書きましたが・・・

映画「英雄傳」、迫力満点・見応えバツグンの作品です!

一度と言わず二度、三度、もちろんこれからの方もぜひ映画館でご覧ください!!

 

テアトルーガーもよろしくお願いします!




 

(写真は衣装を合わせの時のものと、試写会の際に星光さんと撮らせていただいたものです。
星光さん!一緒にテアトルーガーを演じられて光栄でした!!機会があればまたぜひ )